2026/08/25

エンスー熱狂!カブ90黄色ナンバー改造と保存の全貌


エンスーとカブ90の歴史的背景

エンスーはスーパーカブ90(HA02型)を鉄製パーツに換装し、黄色ナンバープレートで走行させることにこだわっている。自己認識として「エンスー(熱狂的なファン)」であると記述されている。

カブ90は1991年から2007年まで生産されたモデルで、2026年時点で約20年が経過している。取得した車両は2000年モデルで走行距離33,000km、取得後8か月で約2,000km走行した。鍵を紛失したため、キーシリンダー番号から鍵を再生した。

カブ90(HA02型)の基本仕様

排気量は実際に85ccで、0.5mmオーバーサイズのピストンを装着しても89ccに収まる。3速ミッションを搭載し、現行スーパーカブの110cc・4速・テレスコピックフォークとは異なる。

原付制度と黄色ナンバーの位置付け

50cc以上90cc以下の車両は原付Ⅱ種乙(黄色ナンバー)に分類され、税額は原付Ⅰ種と同額の2,000円/年である。黄色ナンバーは希少であり、文献上は「絶滅危惧種」と呼称される。

原付Ⅰ種は50cc未満・4kW未満・制限速度30km/h・税額2,000円/年。原付Ⅱ種甲(桃色ナンバー)は90cc~125cc・税額2,400円/年で、2人乗りが可能である。

ジム兄ちゃんは2007年購入のC90(HA02)を2024年に黄色ナンバーへ交付し、当初は桃色ナンバーだったが指摘により書き直した。

改造・部品交換の実例

鍵再生後、キャブレター用パッキン類を約6,000円で購入した。燃料コックが原因と疑われたガソリン漏れの修理を試みたが、純正部品は単品入手不可であり、専門店で燃料コックと燃料ホースを交換しても漏れは解消しなかった。

フロートバルブ交換後も漏れが続いたため、キャブレターコンプリートセット(キャブCOMP)を一式購入した方が修理は早いと判断した。

エンスーは鉄製パーツに換装し、車体強度と外観をカスタマイズした。ボアアップ例として、おぺちん☆は97ccに増やし、同時に黄色ナンバーへ変更した。

部品調達ルートと価格例

  • 正規店(Motopubカタログ、FAX/口頭依頼)では「廃番です」の回答が多い。
  • Webikeは2026年5月時点で約1,512点のHA02純正部品を取り扱い、在庫確認後に注文でき、取り寄せ可能なケースがある。
  • HA02専門店(例:ナナカンパニー)は廃番在庫やレアパーツを保有している。
  • 社外パーツメーカー(キタコ、武川、カビィ)は汎用品・カスタムパーツを提供している。
  • モンキー(Z50J)やダックス、カブ50・110系のエンジン系・駆動系部品は流用可能である。
  • ステーターCOMP(ミツバ製) – 17,380円
  • プラグキャップ – 2,134円
  • Lクランクケースカバー – 9,790円
  • フロントカバーエンブレム(ココナッツホワイト) – 2,156円(2個)
  • オイルスルースプリング – 159円
  • キタコ製ドリブンスプロケット – 2,109円(2026/08/22)
  • 武川ハイパーイグニッションコイル – 5,881円(2026/08/23)
  • ダンロップ前輪タイヤ 2.50-17 – 5,739円(2026/08/10)
  • ダンロップ後輪タイヤ – 6,890円(2026/08/10)

法規・税制の概要

1999年にユーロ1が導入され、段階的に強化され現在はユーロ5となっている。小排気量車は規制コストが高く、生産が困難になる傾向がある。

市場・供給見通し

ヤフオク、メルカリ、解体屋が部品調達ルートとして機能し、業務用大量流通車両からの部品供給が豊富である。HA02は中古市場で人気が高く、社外メーカーや流用部品による供給は当面継続すると見込まれる。

修理・トラブルの課題

燃料コックは単品入手不可であり、漏れ解消に時間とコストがかかる。フロートバルブ交換でも漏れが続くケースが報告されている。個別部品交換よりコンプリートセット購入が効率的である。

燃料コックを走行時のみONにすると燃費が悪化し、エンジンが常にカブリ状態になる。

将来展望と保存・カスタム需要

原付Ⅱ種乙(黄色ナンバー)車の保存・カスタム需要は高まっている。部品は廃番が進むが、社外メーカーや他車種からの流用部品が代替として利用できる。

法規強化に伴う新規小排気量車の開発は難航しており、既存車両のカスタム・レストア市場が拡大する見込みである。

作業記録

作業日:2026年6月1日。作業難易度は初級で、作業時間は30分以内である。