判決概要
2026年8月18日、金沢地裁七尾支部はスリランカ国籍の男性2人に対し、拘禁刑1年6か月・執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。
裁判官の評価
遊間洋行裁判官は、被災建物を標的にした点を「悪質」と認定した。
被告に前科はない。
犯行認諾と反省の弁が量刑減免の要因となった。
生活費を得る動機については酌むべき点はないと指摘した。
被告の概要
- モハメド・ファイルース・モハメド・ファイナス:30歳、無職。
- モハメド・リヤス・モハメド・リハン・タスキ:30歳、無職。
両者は2026年4月に石川県輪島市門前町の得藏寺から銅板123枚等を窃取し、約38万円相当の金銭・金属類を盗んだ。
被害状況
得藏寺からの窃盗に加えて、被告2人は計44件の金属窃盗を行った。
総計で約500点の金属類が盗まれ、被害総額は約3,200万円と見積もられる。
捜査と検察の対応
警察は能登半島地震被災地で45件の窃盗事件を立件した。
そのうち2件は被告2人の窃盗であり、起訴された。
残りは余罪として扱われ、金沢地検はこれらについて不起訴処分とした。
起訴された2件は判決概要で示されたとおりの有罪判決となった。
能登半島地震との関係
2026年に発生した能登半島地震により寺院などが被災した。
被災建物が窃盗の標的となり、今回の事件が発生した。
来日外国人犯罪統計(補足)
警察庁・法務省の統計によれば、来日外国人による刑法犯の検挙件数は2023年から2年連続で増加している。
しかし、2005年のピーク時と比較すると依然として低水準である。
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