調査概要
上田一家は日本全国で最もキツい坂道の角度を調査し、日常で遭遇しやすい道路勾配の数値と急勾配が形成される背景を紹介した。
急勾配ランキング
株式会社クマタカエンジニアリングが第73回「日本一キツイ坂ランキング」を掲載した。
- 暗峠(奈良県・東大阪県境) 勾配37%(平均斜度37%、最大斜度約50%)。手すりと階段が設置され車両通行は禁止。標高455m、国道308号の一部。測定最大傾斜27.8度。子供の遠足コースとして親しまれる。
- 勾配30%(2位)
- 桓武天皇陵そばの急坂(京都府日向市)
- 宝達無線中継所前の坂(石川県羽咋郡)
- 東武伊勢崎線側道の坂(東京都足立区)
- 中和田天神上公園(神奈川県相模原市) 勾配28%(3位)
- 県道63号線沿い(神奈川県厚木市) 勾配27%(4位)
- 勾配26%(5位)
- 田園調布5丁目(東京都大田区)
- 馬坂(神奈川県川崎市) 距離約150メートル、標高上昇約39メートル。約50年前は農道でぬかるみがひどく、馬の力なしでは上れなかった。
法規制と技術的背景
これらの急勾配は、道路構造令で定められた新規道路の最大勾配12%を大きく上回っている。
道路構造令は新規に築かれる道路の最大勾配を全国一律で12%と定める。雪国や大型トラックが走行する道路については最大勾配を6%に規定している。
勾配が12%を超える道路は、1970年制定の道路構造令以前に整備されたものとされる。長崎市は2012年に「長崎市市道の構造の技術的基準を定める条例」を制定し、一部道路の最大勾配を17%に引き上げた。
測定と数値比較
暗峠では、100メートル走行で約37メートル上昇する勾配が確認され、約12階建てマンションの高さに相当する。
中央の階段部分の実測斜度は約50%に近く、隣接車道に表示された28%と実測の約37%に差があることが確認された。
測定方法や測定場所により勾配は26%から43.8%と幅があるが、大阪側の最大勾配は37%と報告されている。
富士山御殿場口(新五合目標高1440mから山頂まで11km、標高上昇約2300m)の平均勾配は約21%である。
馬坂の勾配は26%で、富士山御殿場口の平均勾配21%を上回っている(出典:日刊カーセンサー 2008年10月21日)。
番組情報と配信
テレビ朝日が制作・提供した「日曜くりぃむ雑学」では、暗峠が日本一急坂として紹介された。
同番組「上田一家と学ぶ!身の回りの雑学 日本全国大調査!最もキツい坂道の角度は?」はApple TVで配信され、放送日は2026年6月14日、シーズン1エピソード3(第3話)で再生時間は67分、音声は日本語である。
エピソードでは「コーンフレークは磁石を近づけると…」や「日本一安く買える無人島は一体いくら?」など複数のテーマが扱われ、「日本一キツい坂道の傾斜は何度!?」という質問も含まれる。
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