2026/08/26

後藤田知事が語る“クマvs韓国”修学旅行と人口戦略格差


後藤田正純知事の発言と議論の経緯

2024年4月24日と2026年8月24日に、徳島県庁で県内町村長との意見交換会に出席した後藤田正純知事は、県立高校の北海道修学旅行について「片道7時間かけて行くが、クマが出たら終わり」と批判した。

同知事は、北海道への旅行と韓国等への海外旅行の差が「選択で淘汰される」と指摘した。国内旅行は時間が長く自然リスクが大きい。一方、韓国・仁川への国際定期便は運航中で、飛行時間が短く費用面で有利であることを根拠に、海外修学旅行を推奨した。

県外からの入学生受け入れ枠を拡大し、人口減少対策と教育の多様化を狙う方針も示した。

知事の発言は徳島県議会でも議題化され、知事はSNSに「国内修学旅行は差がどんどんつく」と投稿した。インターネット上では多数の批判が報道された。

県立高校の修学旅行実態

県立高校の多くは北海道への修学旅行を実施している。目的地例として、北海道(自然・地域産業)、東京(政治・経済・文化)、沖縄(戦争・基地問題)、広島(平和)が挙げられる。

新千歳空港までの飛行時間は約3時間で、往復を含め約7時間と認識されている。

クマの出没リスクが指摘されているが、東北・四国でも出没例が報告されている。

国内旅行と海外旅行の比較

  • 国内(北海道): 長時間の移動と自然リスクが伴う。
  • 海外(韓国・仁川): 国際定期便が運航中で、飛行時間が短く、費用面で有利。
  • 香港便: 過去に運航されていたが、現在は休止している。

国際交通・インフラの現状

韓国・仁川への定期便は現在運航中である。搭乗率向上策や公費負担に関する報道がある。韓国の学生を無料で招待する事業や路線維持支援金の議論も報じられている。

徳島と香港を結んでいた便は現在休止している。

世論・統計・政策背景

  • 日本国内で外国人比率が10%を超える市区町村は34か所で、全国平均は3.2%(403万人)である。
  • 調査では日本人の94%が外国人にルール遵守を期待し、72%が治安・風紀の乱れを懸念している。
  • 経済産業省の「ものがたり大国5か年計画」では、日本発コンテンツの海外売上を20兆円にする目標が設定されている。

課題と展望

北海道修学旅行と海外修学旅行の選択が学校間で差を生む可能性が指摘されている。旅行時間・リスク・費用の違いが原因で、地方高校の魅力度低下や「淘汰」の懸念がある。

県外からの入学生受け入れ枠拡大は人口減少対策として位置付けられている。

韓国便の搭乗率向上策や公費支援が報道されている。

香港便の再開や新路線創設が検討されている。