2026/08/26

知事が熊危険で北海道修学旅行禁止 韓国へ転換の波議論


後藤田正純知事の発言と政策

後藤田正純知事は2024年4月24日と2026年8月24日に県庁で県内町村長との意見交換会に出席した。

会合で知事は「片道7時間でクマが出たら危険」とし、北海道への修学旅行を批判した。

「北海道へ行く高校と海外へ行く高校の差が淘汰を生む」と指摘し、国内修学旅行の選択肢が縮小することを示唆した。

「短時間で行ける韓国などへの修学旅行を推奨」し、国際定期便(仁川)が運航中であり、費用と時間が有利であると根拠提示した。

ヒグマ危険性を理由に北海道修学旅行を禁止する方針を正式に発表した。

北海道が不可の場合は韓国等海外旅行を推奨すると述べた。

県外からの入学生受け入れ枠を拡大し、人口減少対策と教育の多様化を狙う方針を示した。

徳島県議会はこの発言を議題化し、政策決定プロセスへの関与を示した。

徳島新聞は知事の発言をツイートで速報し、知事自身も「国内修学旅行は差がどんどんつく」「修学旅行は韓国へ」とSNSに投稿した。

ヒグマのリスクと対策

ヒグマは北海道にのみ生息し、推定個体数は約12,000頭で増加傾向にある。

2024年の出没件数は16,397件で、全国総出没件数159,047件の約10%を占める。

春と秋に活動範囲が拡大しやすく、食べ物の匂いで人里へ侵入する。

近年、市街地や住宅地への出没が増加し、農業被害額も上昇している。

主要リスクエリアは藻岩山(1,458件)と神威岳(1,419件)である。

  • 熊鈴やホイッスルで存在を知らせる。
  • 有効率90%以上の熊スプレーを使用し、使用期限を管理する。
  • 食料は密閉容器に入れ持ち帰り、ゴミは徹底管理する。
  • キャンプ地では痕跡確認、電気柵や食料保管庫の有無をチェックする。
  • 遭遇時は遠距離で静かに後退し、近距離では視線を外しながら後退、攻撃時は背中を見せずに伏せる。

修学旅行の旅行・交通比較

北海道への修学旅行は片道約7時間であり、新千歳空港往復を含む所要時間は約7時間である。

長時間移動に伴う自然リスク(ヒグマ)と費用負担が大きい。

韓国・仁川への修学旅行は国際定期便が運航中で、飛行時間は約2〜3時間、往復で約5〜6時間である。

費用面で比較的低コストであり、地理的近さがメリットとなる。

過去に運航された香港便は現在休止中である。韓国便は搭乗率向上策や公費支援が報道され、再開・拡充の議論がある。

国際交流・協定

2024年5月に済州特別自治道(韓国)への訪問を実施した。

2025年1月に「友好交流に関する覚書」を締結し、2025年11月に正式な友好協力都市協定を締結した。

知事は観光プロモーション、教育、経済分野での交流推進を表明した。

教育・人口対策

県立高校の多くは現在北海道への修学旅行を実施している。

知事の発言により、国内修学旅行の選択肢が縮小する懸念が浮上した。

県外からの入学生受け入れ枠拡大により、人口減少対策と教育の多様化を狙う。

日本国内で外国人比率が10%超える自治体は34か所で、全国平均は3.2%(403万人)である。

調査結果は94%が外国人にルール遵守を期待し、72%が治安・風紀の乱れを懸念していることを示した。

メディア報道と世論

徳島新聞は知事発言をツイートで速報し、インターネット上で札幌市のヒグマ出没情報が参照され、リスク認識が拡大した。

経済産業省の計画と海外修学旅行の位置付け

経済産業省は「ものがたり大国5か年計画」を策定し、日本発コンテンツの海外売上を20兆円にする目標を掲げている。

同計画は海外修学旅行推進が若者の国際感覚育成と将来的なコンテンツ輸出基盤形成に寄与する可能性があると位置付けている。