1997年のHondaリトルカブ発売とファッション背景
Hondaは1997年に前後14インチホイールを採用したリトルカブを発売し、デザインとカラーで「オシャレ」さを演出した。90年代後半の原宿・渋谷のストリートファッションが世界的に注目され、雑誌のストリートスナップが情報源となって「オシャレ」イメージが拡散した。
若者のカブ乗車実態と動機
若い男子(時に女子)がスーパーカブ、リトルカブ、ハンターカブに多数乗車した。乗車の主な理由は「オシャレだから」である。
Motocamp 編集部のカブ特集
1998年中頃の編集会議で渋谷・原宿のカブ乗車情報が提示され、編集長の指示により同年11月号でカブ特集を組むことが決定された。特集取材ではストリートハンティング(ストハン)を実施し、カブに乗る若者の増加が確認された。特集号は売れ行きが好調で、読者・関係者から高評価を受けた。
カスタム文化の拡大
Motocampはカブ改造記事を掲載した。これによりカスタムユーザーが増加し、プロ・セミプロのハイエンドカスタマーの創作意欲が刺激された。
カブブームの市場拡大要因
- キャンプ人気と相まってクロスカブ・CT125ハンターカブの人気が急上昇している。
- 原付二種(カブシリーズ)の維持費が安価である。
- 40代・50代男性層やバイク未経験者にも利用が広がっている。
- 定期的なカブ特集が継続的に市場関心を維持している。
維持費と顧客層の拡大
安価な維持費が新規顧客層(中高年・未経験者)獲得の鍵となっている。
今後の展望
- キャンプ・アウトドア需要と連動したクロスカブ・CT125ハンターカブの市場シェア拡大が期待される。
- 若者の「オシャレ」イメージが再燃すれば、再度都市部でのカブ利用が増加する可能性がある。