研修会概要
令和8年度第2回消費生活モニター研修会は2026年6月17日に実施された。主題は「施設見学会:船橋ビン・カン・ペットリサイクルセンター/北部清掃工場」で、定員に達したため受付は終了した。
見学会の目的は、日常のゴミが分別・再生され資源として循環するプロセスを実施設で学ぶことにある。
施設紹介
船橋ビン・カン・ペットリサイクルセンターでは、資源ごみの出し方の説明が行われ、大量のペットボトル山とリサイクル不可ペットボトルを手作業で選別する作業場が見学された。
北部清掃工場では、スクリーン映像で工場概要が提示され、職員説明に基づく設備見学が実施された。主な設備はプラットホーム、ゴミクレーン、ゴミピットである。実物大ごみクレーングラフィックによるサイズ体感とエアカーテン疑似体験も提供された。
技術・設備詳細
敷地面積は47,935.58㎡である。
ごみ発電施設はストーカ式で、処理能力は381t/日(127t×3炉)かつ発電能力は8,800kWである。
粗大ごみ処理施設は15t/日を処理できる。
ダイオキシン排出抑制は活性炭吹込みとバグフィルタ(PTFE極細繊維ろ布)で実施され、排ガス処理設備により公害物質が低減される。
余熱利用と余剰電力の売却によりエネルギー循環が行われる。
敷地緑化や外観・色彩の景観調和により環境配慮が図られている。
中央制御室で自動運転の監視・制御が行われる。
プラットホームはごみ投入扉からごみピットへ流す構造となっている。粗大プラットホームは車種別・作業別にゾーン分けされ、安全性が向上している。
焼却炉は850℃以上で安定焼却し、ダイオキシン抑制が行われる。
蒸気タービン発電機は最大8,800kWの発電が可能である。
これらの設備を実際に見学した参加者の感想は次節に示す。
参加者の声・効果
質疑応答では資源ごみの出し方に関する多数の質問が寄せられた。
参加者は「正しい知識を得られ大変有意義だった」「市民一人一人の心掛けが大切だと改めて感じた」「新たに物を購入する際も、処分を考える必要がある」と評価した。
消費生活モニターは委嘱期間1年で、消費者意識向上・トラブル回避・啓発リーダー育成を任務とし、アンケート、研修受講、見学会参加、商品量目検査体験、感想文提出等の活動を行う。
次回・今後の研修計画
次回研修テーマは「船橋市の農業・漁業について」で、2026年7月15日に実施される。
- 研修会3:船橋市の農業・漁業(2026年7月15日)
- 研修会4:農業モニター合同座談会(2026年8月26日)
- 研修会5:製品安全について(2026年10月13日)
- 研修会6:商品量目検査体験(計量)(2026年11月11日)
- 研修会7:ふくしまの今を語る人(2026年12月10日)
- 研修会8:内容調整中(2027年1月15日予定)
- 研修会9:消費生活モニター意見交換会(2027年3月9日予定)
研修に関する問い合わせ先は次節に示す。
組織・連絡先
消費生活センター(啓発指導係)
- 住所:千葉県船橋市本町1-3-1フェイスビル5階(273-0005)
- 電話:047-423-2852
- FAX:047-423-3040
- 受付時間:9:00‑17:00(相談は16:00まで)
- 休業日:日曜・祝日・第1・第3・第5土曜、12月29日‑1月3日
船橋市役所
- 住所:千葉県船橋市湊町2-10-25(273-8501)
- 電話:047-436-2111
- 開庁時間:平日9:00‑17:00(祝休日・年末年始除く)
船橋市北部清掃工場
- 住所:千葉県船橋市大神保町1360番地1
- 電話:047-457-5341(自動音声応答)
- 受付時間:9:00‑17:00(12:00‑13:00除く)
背景・課題・展望
消費生活モニター研修は、消費者トラブル対策と資源循環意識向上を目的としている。
施設見学は実際のリサイクル・ごみ処理プロセスを体感させ、理解促進を狙う。
過去の研修で定員に達し受付が終了した事例があるため、定員管理と参加者募集の最適化が課題となっている。
今後は農業・漁業等他分野への知識拡大を計画し、ダイオキシン抑制や余熱利用などの環境技術情報の発信を強化し、地域の環境意識向上に寄与する。
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