2026/08/24

魔の22時帯で視聴率低迷 新バラエティの真相と対策


視聴率と経過

2026年7月28日の関東地区における個人視聴率は1.9%である。

同番組は2026年7月7日に2.8%、2026年1月27日に2.5%の個人視聴率を記録した。

初回放送(2023年10月7日)は世帯視聴率10.7%、個人視聴率3.8%、コア視聴率3.3%であった。

第3回放送(2023年10月21日)は世帯視聴率4.6%、個人視聴率2.6%、コア視聴率2.1%で、初回の約半分に低下した。

他番組との視聴率比較

  • 同日放送の「ザ!世界仰天ニュース」:個人視聴率4.7%(本番組を2.2ポイント上回る)
  • NHK「ニュースウオッチ9」:個人視聴率10.4%
  • テレビ朝日「報道ステーション」:個人視聴率7.1%
  • 「踊る!さんま御殿!!3時間スペシャル」:個人視聴率6.0%
  • 前番組「はじめてのおつかい3時間スペシャル」:毎年高視聴率を記録

放送時間帯と競合環境

本番組は火曜22:00‑22:54に編成され、業界では「魔の時間帯」と呼ばれる視聴率下落傾向の時間帯に位置付けられる。

同時間帯では競合ニュース・報道番組が高視聴率を占め、視聴者が流れやすい。

日本テレビの火曜22時枠は過去に「一撃解明バラエティ ひと目でわかる!!」や「カズレーザーと学ぶ。」が短命で低視聴率の歴史がある。

前番組と視聴者引き継ぎ

前番組『カズレーザーと学ぶ。』は2022年10月25日から2025年9月2日まで放送され、「超ハードコア教養バラエティ」として高評価を受けた。

視聴者が本番組へ十分に引き継がれていないと指摘されている。

批判的コメントとして「ぬるい」「寄せ集め感」などが多数あり、前番組の方が面白く有益だという声が多い。

制作・スタッフ構成

  • 企画:田村幸大
  • 構成:西村隆志、林田晋一、八代丈寛
  • チーフ・プロデューサー:矢野尚子
  • プロデューサー:天野英明、小手川由莉、白井夕貴(他)
  • 編集:ヌーベルアージュ
  • ナレーター:松元真一郎
  • レギュラー出演者:霜降り明星・せいや、藤井貴彦、ヒコロヒー
  • その他出演者:朝日奈央、塩﨑太智(M!LK)、高橋克実、滝音、中山秀征、山崎育三郎、ゆうちゃみ
  • 制作協力:クリエイティブ30、THE WORKS、Sp!ce Factory、いまじん、てっぱん
  • 製作著作権は日本テレビが保有する

放送形態と同時放送局

放送局は日本テレビ系列で、前番組の直後に配置された。

初回は9時開始の2時間スペシャルとして放送され、以降は54分枠に短縮された。

パイロット版は2023年1月26日から8月18日まで計3回放送された。

レギュラー化は2024年秋に実施され、本格的な放送は2025年10月に開始された。

同時放送は北海道札幌テレビ、青森放送、テレビ岩手、ミヤギテレビ、秋田放送、山形放送、福島中央テレビ、山梨放送、テレビ新潟、テレビ信州、静岡第一テレビ、北日本放送、テレビ金沢、福井放送など多数である。

デジタル配信と視聴単位

見逃し配信は2025年8月18日・21日、2025年9月1日21:59まで視聴可能である。

月間視聴単位は4,000万UBを超えている。

課題と将来方針

視聴率低迷の主因は視聴者引き継ぎの不足と「魔の時間帯」への編成である。

既存雑学番組との差別化が不足し、22時台の競合ニュース・報道番組がシェア奪取に寄与している。

日本テレビは22時台の視聴率低下に対し、生活者に刺さるコンテンツ増強を方針化している。

新バラエティ『timeleszファミリア』を月曜24時枠に編成し、ミラノ・コルティナ五輪のCTVライブ配信やNHK ONE、TVer等のデジタルサービス拡充を継続する計画がある。

番組審議委員会の評価

番組審議委員会は本番組に対し好意的な評価を示した。