2026/09/05

46億年の物語を体系的に!話題の『科学の教養大全』を徹底レビュー


著者および監修者の経歴

本書の著者である九和律氏と監修の齋藤勝裕氏は、ともに理学博士であり名古屋工業大学名誉教授を務めています。

九和律氏は科学教養系YouTuberとして「9割が知らない雑学」というチャンネルを運営し、「言われなければ不思議にも思わなかった、当たり前の事実」を面白おかしく紹介しています。2026年7月時点でチャンネル登録者数は49万人に達し、約120本の動画投稿による総再生回数は1億回を超えています。

齋藤勝裕氏は、1974年に東北大学大学院理学研究科博士課程を修了しました。有機化学、物理化学、光化学、超分子化学を専門とし、『図解入門よくわかる 最新化学熱力学の基本と仕組み』など、共著・監修を含め250冊以上の著書があります。

書籍『生命・地球・植物・動物・宇宙をめぐる46億年の物語 科学の教養大全』の詳細

本書は九和律氏の初著書であり、2026年8月6日に発売されました。単行本(A5判、高さ22cm、重量490g)とKindle版の2形態で展開され、全368ページで構成で、電子版の価格は2,200円(税込)です。なお、本書のイラストは芦野公平氏が担当しています。

コンテンツは以下の全5章構成です。

  • 生命
  • 実験
  • 自然
  • 人間と歴史
  • 世界

宇宙の誕生から地球環境の変遷、生命の起源、動植物の進化という46億年の流れを体系的に解説しています。カバー範囲は進化論やDNA、ノーベル賞級の発見から超常現象(オカルト)まで多岐にわたります。

具体的な解説例として、「なぜ生物は左右対称なのか」「なぜ海に昆虫はいないのか」「人間が1種類である理由」「生命が死ぬ必要性」などが挙げられます。子どもから大人まで専門知識なしに直感的に理解できるよう、ビジュアル資料、図解、イラストが多用されています。

出版社および市場の反応

本書は、東証プライム上場企業である学研ホールディングスのグループ会社、株式会社Gakkenより出版されました。学研ホールディングスは2025年9月期の売上高が1,991億円であり、連結子会社を82社抱えています。

販売実績は、発売1か月で3刷に到達しました。2026年6月20日から21日にかけては、Amazonの「農学」および「サル・人類学」カテゴリで1位を獲得しています。

メディア露出では、東洋経済オンライン、プレジデントオンライン、ダイヤモンドオンライン、産経新聞などで紹介されました。また、『すばらしい人体』の著者である山本健人氏や、令和ロマンのメンバーで『ナマケモノの朝は、午後からはじまる。』の著者である松井ケムリ氏が絶賛しています。