2026/08/30

黒く塗りつぶす平和学習 伊江小で子どもが戦争喪失感体感


平和学習の目的

絵を意図的に黒く塗りつぶすことで、児童に喪失感を体感させることが狙いである。
本教材は「戦後81年」(第二次世界大戦終結から81年)という時間的文脈で位置付けられている。

伊江小学校での実施概要

伊江小学校の6年生クラスで、2023年6月16日に平和学習が実施された。類似の学習は2024年と2026年にも記録がある。

この手順は新城美喜教諭の指示のもと行われた。

  • 児童が時間をかけて描いた絵を用意する。
  • 教師の指示に従って、絵全体を黒く塗りつぶす。
  • 塗りつぶされる過程を児童が観察し、喪失感を体験する。

教師の指導内容

新城美喜教諭(46歳)は授業中に「絵は描き直せるかもしれないが、街や人はなくなれば取り戻せない。これが戦争だ」と述べた。
続いて、黒く塗りつぶす行為は「大切なものが失われるつらさや痛み」を体感させる手段であると説明した。

児童の体験

子どもたちは自らが描いた絵が徐々に消えていく様子を目の当たりにし、喪失感と痛みを実感した。
この経験により、戦争による被害を感覚的に理解した。

メディア報道

沖縄タイムスは2026年7月8日に、同校の「黒く塗りつぶし学ぶ平和」の授業内容を報道した。記事は歴史的背景を提示し、教師と学校の取り組みが紹介された。
報道では平和学習の意義が解説された。