人物および背景
こめお氏は、1分間格闘技「Breaking Down」への出場経験を持つ料理人であり、「割烹こめお」およびラーメン店「かにを」を経営しています。
2026年8月22日・23日に開催された「麻布十番納涼まつり」にて、「割烹こめお」は「冷やしカニラーメン」を提供しました。
食中毒事故の発生
このラーメンを摂取した男女78人が食中毒を発症しました。東京都は、患者からサルモネラ属菌が検出されたことから、当該ラーメンが原因であると断定しました。
行政処分と再発防止策
保健所は、食品衛生法第6条第3号違反と判断し、「割烹こめお」に営業停止処分を執行しました。期間は2026年9月3日から9月9日までの7日間で、営業再開日は未定です。
こめお氏はX(旧Twitter)で謝罪と営業休止を表明し、被害者への補償を順次進めています。あわせて、以下の衛生管理体制の見直しを行っています。
- 食材の保管・管理
- 調理工程
- 温度管理
- スタッフ教育
法的責任と経営リスク
アディーレ法律事務所の大垣優希弁護士は、本件について以下の点を指摘しています。
- 刑事責任:必要な衛生管理を怠った結果である場合、「業務上過失致傷罪」に問われる恐れがある。また、今後の調査で責任所在が明らかになれば、刑事手続きに発展する可能性がある。
- 民事責任:不法行為に基づき、治療費、休業損害、慰謝料などの損害賠償を請求される可能性がある。
- 経営リスク:催事での事故であっても店舗全体の衛生管理への不安に繋がるため、顧客の信頼回復が今後の経営における最重要ポイントとなる。