2026/08/28

ネパール・中国国境で洪水土石流 日本人5名捜索要請


災害概要

2026年8月26日にネパール中部と中国国境付近で大規模な洪水と土石流が発生した。洪水はチベット自治区シガツェ市で起き、土石流は氷河崩落により形成された天然ダムの決壊が直接原因である。

被害状況

ネパールでは土石流災害で362人が死亡した。洪水・土石流全体では死者が3人、行方不明者が558人となった。日本人5名が安否不明となり、捜索が継続中である。中国国内に在留する日本人への被害は確認されていない。

原因と専門家見解

専門家は温暖化が氷河の不安定化を加速させ、今回の災害を誘発したと指摘している。

日本政府の外交対応

高市早苗首相は2026年8月27日午前に書簡を正式に発出し、習近平国家主席、李強首相、及びネパールのシャハ首相宛に哀悼と見舞いの意を表した。書簡には「一人でも多くの方の救出、被害に遭われた方々のご回復を祈念する」という文言が含まれ、前述の日本人5名の捜索協力を要請した。

同日、茂木敏充外務大臣は中国の王毅外相、ネパールのシシル・カナル外相宛に見舞いの書簡を送付し、同様に捜索協力を要請した。

国際的要請と捜索協力

日本外務省は首相と外相の書簡内容を公表し、捜索協力の要請を周知した。カナル外相は要請を受領し、協力体制の構築を検討中である。