人物と学歴
玉村豊男は1945年に東京都で生まれた。
1971年に東京大学文学部仏文学科を卒業した。
1968年から1970年までフランス・パリに留学し、パリ大学言語学研究所に在籍した。
同期間に「五月革命」が起き大学が閉鎖されたため、学徒ではなく「遊学生」として滞在した。
職業経歴と居住地
帰国後、通訳・翻訳業に従事した。
その後、文筆業に転向した。
8年間カナダ(軽井沢)に在住した。
1991年から長野県小県郡東部町(現・東御市)に定住し、同地で農園・カフェ兼ワイナリーの経営に注力した。
出版活動
- 『パリ・旅の雑学ノート』ダイヤモンド社版(単行本)
発売日:1977年12月1日、ページ数:261ページ、重量:370 g、ISBN‑10:4478940096、ISBN‑13:978-4478940099、言語:日本語。 - 同版のAmazon評価は4.4星(レビュー28件)。本カテゴリ売れ筋ランキングは266,086位、海外旅行ガイドは385位。
- 『パリ・旅の雑学ノート』中央公論新社版(初版)
発行日:2009年4月、ページ数:293ページ、サイズ高さ15 cm、NDC:293.5、ISBN‑13:978-4-1220-5144-7。構成は「カフェ」「舗道」「メトロ」の3章で、写真・図版が多数掲載されている。 - 同書の中公文庫版(文庫)
発行日:2009年4月、ISBN‑13:978-4-1220-5144-7、ページ数:293。 - 同書の新潮文庫版は過去に出版されたが、現在は絶版である。
- 『パリ・旅の雑学ノート 2冊目』新潮社版
出版日:1983年6月1日、ページ数:287ページ、重量:159 g、ISBN‑10:4101297029、ISBN‑13:978-4101297026。 - 『料理の四面体』は食文化に関する著作である。
絵画活動
玉村は精力的に絵画を制作した。
繊細で色彩感覚が豊かであると評価され、画家として認知されている。
農園・ワイナリー経営
「ヴィラデスト」農園では西洋野菜とワイン用ブドウの栽培を行った。
同農園内にワイナリーを創設し、日本のワイン文化振興に貢献した。
農園・ワイナリーの活動は地域の食・酒文化に寄与した。
死去
玉村豊男は長野県東御市自宅にて肝細胞がんにより死亡した。
死亡日は2026年8月9日(※一部情報では2024年8月9日と記載)で、享年80歳である。
葬儀は近親者のみで執り行われ、喪主は妻の抄恵子であった。
評価と遺産
『パリ・旅の雑学ノート』はパリの歴史・文化をウィットとユーモアで紹介し、読者から高評価を得ている。
本書は旅行ガイドとしてだけでなく、食文化や都市風景への視点を提供する内容である。
ワイナリー経営は日本のワイン文化振興に貢献し、地方の酒造業の活性化モデルとして評価されている。
画家としての活動はエッセイストとしての視点と結びつき、多面的な文化貢献として位置付けられる。
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