1990年代後半の原宿・渋谷におけるストリートファッション
雑誌のストリートスナップが「オシャレ」イメージを拡散した。
FRUiTS(1997年創刊)やKEROUACが若者のファッション意識に影響した。
Vivienne Westwood、TOKYO BOPPER、ショッパー等が原宿カルチャーのステータスとなった。
若者のオシャレ感覚とカブ乗車の増加
カブに乗る主な理由は「オシャレだから」と報告された。
男子中心で時折女子がスーパーカブ、リトルカブ、ハンターカブに乗車した。
1998年に渋谷・原宿で若者の乗車数が急増した。
ホンダの製品発売と技術的特徴
1997年に前後14インチホイール採用のリトルカブが発売された。
デザインとカラーが「オシャレ」さを演出した。
1998年12月にスーパーカブ50スタンダードが発売された。
- 価格:155,000円
- エンジン出力:4.5ps/7000rpm
- 重量:78kg
同年のマイナーチェンジで全車にマフラーガードが装着された。
1998年12月にスーパーカブ70/90が発売され、ブレーキ径が拡大し制動力が向上した。
市場・需要の拡大
カブは安価な維持費が特徴である。
この価格優位性により、40代・50代男性やバイク未経験者にも浸透した。
後続モデルとキャンプ需要の相関
クロスカブとCT125ハンターカブはキャンプ人気と重なり、人気が急上昇した。
メディアのカブ特集とその影響
モトチャンプ編集部は1998年中頃の編集会議で渋谷・原宿のカブ増加情報を提示した。
続いて、11月号でカブ特集を決定し、同号で「ストハン」取材を実施、カブ乗りを多数撮影した。
特集号は売れ行きが好調で高評価を受け、カブの認知度とオシャレイメージが強化された。
以降、カブ特集は定期的に掲載され、市場関心が維持された。
カスタム需要の拡大
カスタム記事が掲載された後、カスタムユーザーが増加した。
読者はカブ改造記事を参考にカスタムを実施した。
課題と将来展望
カブブームが本格化する前段階での認知拡大と新規層獲得の継続が課題である。
安価な維持費が中高年・未経験者の新規顧客獲得の鍵とされている。
キャンプ・アウトドア需要と連動し、クロスカブ・CT125ハンターカブの市場シェア拡大が期待される。
若者の「オシャレ」イメージが再燃すれば、都市部でのカブ利用が再度増加する可能性がある。
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