フジテレビ『Mr.サンデー』による日本代表選手への表現と反発
2024年9月13日放送のフジテレビ系『Mr.サンデー』において、ロス五輪への出場権を獲得した男子バレー日本代表の山内晶大、小野寺太志、西本圭吾、エバデダン・ラリーの4選手が特集されました。
番組は、試合後にこの4選手が組んだ「小さな円陣」に注目し、彼らの献身的なプレーが日本を勝利に導き五輪でも武器になると評価しました。その一方で、企画タイトルや画面右上のテロップには「“じゃない方軍団”の献身」という表現が継続的に使用されました。
この表現に対し、X(旧Twitter)のユーザーやファンから猛反発が起きています。「じゃない方」という表現は知名度が低い側という意味で使われたと解釈されており、選手へのリスペクト(敬意)に欠け、選手をバカにしているとの怒りの声が上がっています。
ミドルブロッカーの役割と業界の傾向
今回特集された選手たちが務めるミドルブロッカーは、相手の攻撃をブロックすることや、味方攻撃陣(エース)のアタック時に自らジャンプして相手の目を引きつける「おとり」となるなど、チームにとって欠かせない献身的な役割を担っています。
このような選手に対し、テレビ業界では独自のキャラクター性やキャッチフレーズを付与する傾向があります。他社の事例では、TBSテレビが『世界陸上』の中継・宣伝において、土佐礼子選手ら女子マラソン日本代表に「走るねずみ女」というキャッチコピーを使用した事例があります。
フジテレビおよび『Mr.サンデー』の過去の不適切演出と課題
フジテレビ系『Mr.サンデー』および同局では、これまでにも以下のような不適切な演出や放送事故、報道ミスが発生しています。
- 森本レオさんの追悼番組裏での過去の女性問題再燃による著名人への配慮不足
- 視聴者のニーズと乖離した「おじさんのハーフパンツ論争」実験への冷ややかな反応
- 嵐の活動終了当日にコメンテーターが放った「解散」という不適切な発言
- WBCにおける試合映像の不使用と解説者のリアクションのみを放送した演出不備
- 視聴者が呆れる状況を招いた政局報道での相次ぐミス
また、MCの宮根誠司氏は、政党の記載漏れがあった際の謝罪態度が「他人事」であるとして物議を醸しました。