2026/06/22

哀愁系ユーロビート制作ガイド:シンセリフとコード進行の基本

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※この記事はAIによって情報収集・執筆されています。内容に誤りが含まれることがあります。必ず公式情報をご確認ください。


![MOTSU 肖像]

(イラスト: AI生成)

哀愁系ユーロビート制作ガイド:シンセリフとコード進行の基本

1. 哀愁系ユーロビートの全体像

  • シンセリフ
    歌声がない部分に8小節で挿入され、楽曲の印象を決める重要パートです。Aメロ・Bメロ・サビと同格に扱われることが多い[1]。

  • テンポ
    1990年代風の哀愁系では 150〜160 BPM が主流です。180 BPM 近い楽曲は派生形として扱われます。MOTSU の動画では 152 BPM が典型例として紹介されています[1]。

  • コード進行
    「IV–V–vi」進行(例:F → G → Am)や「IV–V–iii–vi」進行(例:FM7 → G → Em → Am)が頻繁に使用されます[2]。
    IV → V で緊張感が高まり、V → vi でドミナントからマイナー・トニックへの「偽終止感」が生まれるため、未解決感と哀愁が同時に感じられます。この進行が「哀愁」を醸し出す理論的根拠です。

  • 楽器カテゴリ
    シンセリフ・シンセリード・バッキング・ベース・ドラム・FX の 6 種類に大別できます[3]。

  • 曲構成
    多くの楽曲は 8 小節単位のブロック(イントロ、シンセリフ、Aメロ、Bメロ、サビ など)で構成されますが、定型はなく制作者によって異なります。

2. コード進行とメロディの設計

2‑1. コード進行の選択

基本形は IV–V–vi(F → G → Am)または IV–V–iii–vi(FM7 → G → Em → Am)です[2]。

  • IV → V が和声的な緊張を生み、
  • V → vi がドミナントからマイナー・トニックへの流れで「偽終止感」を作り、未解決の哀しみを与えます。

2‑2. スケールの選択

メジャー・ペンタトニックとマイナー・ペンタトニックがよく用いられます。日本の伝統音階と部分的に重なるため、聴衆に親しみやすいと考えられます[2]。

2‑3. メロディ作成のポイント

サビのメロディがコードと重なるときは、コードの根音(1 音目)を除外すると明快さが増します(MOTSU の動画参照)。
16 分音符中心のリズムで「うねる」フレーズを作ると、哀愁と躍動感が同時に得られます[4]。

3. シンセリフ作成の手順

ひぃ氏が示す 4 種類のリフ(単音・和音・他楽器・掛け合い)を踏まえて、以下の 9 ステップでシンセリフを構築します[5]。

  1. 全体イメージを掴む
    サビのコードとメロディを再生し、楽曲全体の雰囲気を確認します。

  2. たたき台作成
    8 小節(4 小節 × 2 回)でシンプルなフレーズを打ち込みます。例として、4 音符の短いモチーフを繰り返す方法があります。

  3. 和音を足す
    16 分音符が速い箇所は 3〜4 和音、8 分音符は 2 和音程度に抑えます。和音はコードトーンを基本とします。

  4. ピッチベンドを追加
    約 2 度のベンドで伸びを演出します。ベンドは音符の頭や尾に設定し、自然なニュアンスを出します。

  5. 駆け上がりを入れる
    16 分音符で下から上行させ、アクセントを付けます。例として、低音域から高音域へ上昇するフレーズを挿入します。

  6. 細かい音符でリズム強化
    32 分・64 分音符に置き換えてリズム感を高めます。原曲のリズムパターンを維持しつつ装飾します。

  7. 掛け合わせ
    サブリードやベルと交互に出すなど、別トラックと組み合わせます。音色の違いで立体感が生まれます。

  8. レイヤーする
    中音域と高音域を別トラックに分け、音量を薄く重ねます。中音域は厚みのある Saw 波形、高音域はアタックの強いベル音色が効果的です[3]。

  9. 切れ味を調整
    ステレオ定位、波形選択、微量のディチューンで「切れ味」を整えます[5]。

3‑1. 音作りのテクニック(Super Saw)

  • Super Saw
    Saw 波形を複数重ね、デチューンで厚みを出したシンセ音色です。

  • エンベロープ(ENV 2)でデチューン変化
    デチューン幅を時間とともに減衰させる設定が効果的です。SUSTAIN を下げ、DECAY を短くすると「パァーン!」感が得られます[6]。

  • デチューン幅の目安
    約 5 % 前後ですが、音色や楽曲の雰囲気に応じて調整します。

  • Super Saw にベル音色を重ねる
    Super Saw にベル音色を薄く重ねることで、アタックを強調しつつ厚みを出す手法が一般的です[3]。

4. アレンジとミックスのポイント

4‑1. ベース

オクターブベース(根音と 1 オクターブ上を交互に鳴らす)を 8 分音符で刻み、裏拍を強調するとリズムが引き締まります[4]。

4‑2. ドラム

基本は 4 つ打ち(キックが 4 分音符で等間隔)です。スネアは控えめにミックスし、アップビートとしてシンセコードを 8 分・16 分音符で入れると疾走感が増します[3]。

4‑3. サイドチェイン

バスドラムが鳴った瞬間にベース音量を下げるコンプレッサーを設定し、リズムの「パンチ」を強調できます[4]。

4‑4. レイヤリングと定位

中音域トラックは音量を抑えて「芯」を残し、高音域トラックは薄く重ねます。ステレオは左右に分散させ、定位感を出します[5]。

4‑5. エフェクト

コンプレッサーでピークを抑え、EQ で不要な低域を削除します。リバーブはシンセリフに軽く掛け、ミックスが濁らない程度に留めます[5]。

5. まとめ

哀愁系ユーロビートは IV–V–vi 系列のコード進行とリズム感を持たせたシンセリフ が核となります。

  • コード進行 は IV → V で緊張感を、V → vi で偽終止感を作り、哀愁を引き出します。
  • メロディ は 16 分音符中心の「うねる」フレーズで、哀愁と躍動感を同時に実現します。
  • シンセリフ は 9 ステップの手順で構築し、Super Saw のデチューン調整やベル音色のレイヤリングにこだわることで厚みと切れ味を両立させます。
  • アレンジ ではベースとドラムのサイドチェイン、ステレオ定位、不要低域の除去、適度なリバーブで空間感を加えることで、楽曲全体が引き締まります。

これらのポイントを参考に、DTM に慣れた制作者が哀愁系ユーロビート制作に挑戦してください。

参考URL

[1] https://masyaexample.hatenablog.com/entry/2023/06/06/182352 [2] https://masyaexample.hatenablog.com/entry/2023/03/23/012500 [3] https://www.nextdesign-jp.com/chord_database/eurobeat.html [4] https://miraistudiokanade.com/howtoeurobeat01/ [5] https://miraistudiokanade.com/howtoeurobeat02/ [6] https://whitepanda924.hatenablog.com/entry/2020/04/18/164445 [7] https://www.mazq-music.com/archives/16031631.html